ディスコンスイッチ + トラップキー・インターロック ※仕様・外観等の記載内容については改良のため予告なしに変更することがありますのでご了承ください。 20260205 ISO 14119:2024 Type5準拠 カテゴリー4, PLe実現 ■特徴 ・主電源の断路をディスコンスイッチ(IEC 60947-3)で実施し、その断路状態でのみ鍵の移⾏と扉解放が可能 ・あらかじめ設定された操作手順に従わなければ鍵を解除できない、機械式インターロック(無効化されにくい運用を構成) ・制御回路の信頼性に依存しにくい構造のため、説明性が⾼く、Cat.4, PLe 相当の安全性を論理的に構築しやすい ・電気配線の最小化によるコスト削減、新規・既設設備のいずれにも適用可能 ・過酷な耐環境性が要求される現場での使用に好適(防爆区域、屋外 IP66 など) ■ トラップキー・インターロックシステムとは︖ 予め定義されたキー操作により、危険エリアへのアクセスを条件付けするキーインターロックシステムです。主電源の断路 (アイソレーション)→キー交換→危険エリアへのアクセス、という順序が物理的な条件で固定されます。その結果、安全 手順に従わない限り、危険エリアへの侵入ができない運用を構成できます。 ■ ISO 14119:2024 改正と「Type 5」 ISO 14119:2024において、トラップキー・システムは「Type 5」として正式に規定されました。従来のインターロックが電 気信号(センサやリレー)の信頼性に依存するのに対し、Type 5は「鍵の保持」という物理的な拘束で安全手順を担保しま す。本システム(推奨構成︓ディスコンスイッチ IEC 60947-3 + トラップキー ISO 14119 Type 5)では、次の関係 を物理的に成⽴させます。①主電源が断路(アイソレーション)されていなければ、鍵が移⾏できない。 ②鍵がなければ、扉 が開かない。 ③扉を開けて鍵を保持している間は、主電源を投入できない。 この構造により、「⼈が危険領域にいるこ と」と「機械が動くこと」が、物理的に共存不可能となります。物理的に危険状態が成⽴しない構造であることを説明しやす いため、ISO 13849-1に基づくFault Exclusion(故障除外)の考え方と整合させた説明が可能です。 ■システム概要 通常、⾼いパフォーマンスレベルを達成するには、安全 PLC や⼆重化回路、診断率の計算など、複雑なシステム設計が 必要です。しかし、「IEC 60947-3適合のディスコンスイッチ」+「ISO 14119 Type 5のトラップキー」の組み合わせ*1は、 主回路の断路(アイソレーション)に鍵移⾏を直接連動させるため、制御回路の信頼性に依存しにくい安全手順を構成 できます。 電源ON 電源OFF 電源スイッチで電⼒を遮断し、トラップキーを操作し、スイッチの パドロックハンドルにボルトを入れて動⼒インターロックして、鍵を抜く。 鍵を用いて危険エリアへアクセス *1︓補足(適用上の注意) コンタクター(IEC 60947-4-1)は制御用の開閉器であり、IEC 60204-1が求める主電源の断路を担保する用途には適しません。また、ブレーカー(IEC 60947-2)は機種と 適用条件(断路用途・表⽰・ロック機構)により主電源の断路手段として扱える場合もありますが、本来は過電流保護が主目的であり、すべての機種が断路器 (IEC60947-3)の代替として扱うことができない点にご注意ください。そのため主電源断路は、ディスコンスイッチ(IEC 60947-3)で⾏うことを推奨します。 - 40 -
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